二日目は、昨日通り過ぎた四万たむらと四万グランドホテルに日帰りしました。どちらから受け付けしても、両方の湯巡りができます。
値段は1680円で、タオルと湯巡りスタンプ帳をもらえます。
合わせて9ヶ所のお風呂が楽しめます。まず四万たむらから行きました。
初めは甍の湯です。瓦屋根の風情と二層吹き抜けの解放感が自慢のお風呂です。女性が二階になってるので、男性が丸見えになります。檜の湯槽で、ぬるいと熱い、ふつうに分かれてます。
檜の色が黒っぽくなっていて、歴史を感じます。
四万温泉レポ−ト
とにかく、四万川の水がきれいで、遠くからでも魚が泳ぐのが見えるくらい透き通ってます。いいマイナスイオンを吸収したかな。お題目露天風呂は、かなり広めの岩風呂で、ぬるめだったそうです。
作りは、大きい岩風呂を真ん中で内湯と露天で分けてます。大きい石に、南無妙法蓮華経と題目が刻まれている事から、お題目露天風呂と名前が付いたのです。この石は、何度も水害からこの宿を守ったそうです。ここから、滝が見えます。
温泉王国群馬の中で、最近脚光を浴びているのが四万温泉です。
群馬には、草津、伊香保、水上という有名な温泉郷があり、知名度が4番目だから四万温泉と呼ばれているという逸話もあるが、本当は、4万の病を治す事のできる温泉という事で付けられたそうです。
温泉は、なめらかで肌にやさしい弱食塩泉で、癒しの温泉とも言われています。
四万温泉は、四万たむらの御先祖が、温泉を発見したみたいです。
四万温泉の泉質は、主に含食塩ナトリウムカルシウム硫酸塩泉です。飲泉所は、含砒素が多かったです。
これから、主要な宿を紹介します。
今回の宿泊は、四萬館です。新しく出来た露天付き客室壺天に宿泊。ここは、4階建ての新館にあり、12室全部が違う露天になってます。
その中で、2番目に大きい露天付き客室にしました。龍の口から温泉がでてくる豪快な露天風呂です。一個の岩をくりぬいた露天風呂で、重さ3トン。
ともかく、中国の彫刻家が彫った龍がすごいです。思わず写真を撮りまくりました。
部屋に、最新式のマッサ-ジ機があり、さらにびっくりでした。まだ、出来たばかりで部屋もきれいです。露天からは、渓流が眺められ、夏なのにかなり涼しかったです。半露天なので、雨でも安心。
次は、四万やまぐち館に日帰りしました。フロントで、いきなり車を移動してほしいと頼まれ、500M先の駐車場に、旅館の人と移動し、車で送迎してくれました。少しめんどくさい。
目の前に駐車できるのは、宿泊者のみだそうです。でも、立派な旅館でした。
お題目露天風呂に入りたかったけど、日帰りの時間は女性専用になっていて入れず、渓流露天風呂四万川の湯へ。
入ると、6畳の部屋があり休憩室がありました。お茶や水も完備。そこを抜けると、広い脱衣所でした。内湯は、古代檜のお風呂で、ジェットバスが8つ付いてました。窓が開けれるようになっていて、いつでも渓流を味わう事ができます。
露天は、また古代檜で、半露天でした。周りの建物も檜でした。
露天に入ったとたん檜のいい香りが、渓流の冷ややかな風に運ばれて、気持ち良かったです。その下に、岩風呂があり少しぬるめで、まったりできました。
中に入るといきなり5つの湯槽があり、脱衣所もフリ―にそこらへんにありました。籠に着替えを入れて、さっそく入浴。5つとも温度が同じでした。一番奥に一つだけ隠れるように洗い場がありました。
渓流側に、水槽があり金魚が泳いでました。なぜ?
奥に蒸し湯があり、中は一人用のリクライニングの石椅子があり、その下から湯気が上がってました。狭いサウナです。とりあえず全部のお湯に入り出ました。
男湯の入り口に石でできた飲泉所があり、下痢や便秘に効くと書いてありました。
熱いままで飲むと下痢が治り、冷まして飲むと便秘に効くらしい。
内湯のみでこの値段は少し高い?他の立派な露天や大浴場は宿泊者専用です。
一日目の日帰りは、まずはじめに積善館にいきました。ここは駐車場がなく、路駐して元禄の湯に日帰り。四万たむらとグランドホテルを越えて、少しの所にあります。元禄の湯は、昭和5年に建てられたもので、作りが明治の洋館風です。でもさすがに古く、いつ壊れてもおかしくないような感じです。群馬県の重要文化財にも指定されてる建物です。日帰りの値段は1050円です。
さらに驚いたのは、貸切露天です。なんと5つの貸切露天が無料で、予約なしで楽しめるのです。要は、空いてたら、勝手に鍵を閉めて入っていいのです。とにかく片っ端から入りました。かなり湯あたり気味。
さらに、混浴大浴場には、立ち湯、桶風呂、サウナ、岩風呂、内湯が二つあり、女性専用の内湯と露天、プ−ルもあります。その下に、川沿いの岩露天もありました。とにかくこの宿だけで、かなり湯廻りを楽しめました。あまりにも忙しかったので、部屋の露天に入ったのは、次の日の朝でした。ここは、源泉かけ流しで、シャワ−の湯もすべて温泉です。
次に驚いたのは、食事でした。この大食いの僕が敗北感を感じたのだから。さんざん食べた後で、デザ−トでおしまいかな-と思ったら、うなぎの蒲焼が出てきて、思わずご飯を頼み、その後、てんぷらが出てきて、やっとデザ−トを食べれると思ったら、オ−ドブルとサラダが最後に出てきてびっくり。さすがの僕もギブアップでした。完食したけど、食べすぎで胃薬のお世話になりました。奥さんの分も食べたからね。ちなみにデザ−トは2品でした。朝も、多かったです。二日目の夜は、うなぎの変わりに、スペアリブが出てきて、さらに、たらばがにが出てきました。もうまいった!!
とにかく温泉廻りはいっぱい出来たし、食事も部屋もサ−ビスも大満足で帰りました。ここは、日帰り温泉やってないので、宿泊しないとお風呂は楽しめません。関東の露天付き客室の中では、かなり安い方なのでお薦めの宿です。僕の部屋で休前日で24000円位でした。その時によって値段は変わるので、問い合わせしてください。
四万温泉レポ−ト 四萬館の混浴露天と内湯、女性専用の内湯と露天
これが、混浴の内湯と露天です。女性用もあります。こんだけあるので、ほんとに良かったです。
男性用内湯と露天
女性用内湯と露天
混浴の露天は、プ−ルに繋がってます。
サウナは、なぜか15時から20時までと短く、渓流沿いのライトアップは、21時までやってます。かなりきれいですよ。
立ち湯は、僕の背の高さで、胸の下位でした。(175センチ)泳げますよ。
どのお風呂に入っても、渓流沿いなので、いいですよ。
四万温泉レポ−ト!! 二日目 四万たむらと四万グランドホテル日帰り
外に出て階段を下ると、川沿いに岩風呂の幻の湯竜宮があります。なぜ幻かと言うと水かさが増すと、隠れてしまうからです。それだけ、川ギリギリなんです。岩風呂は二つあって、上の方が少し深めになってます。混浴です。カップルとか、家族連れがよく入ってます。
甍の湯に入る前の手前の廊下をずっと歩くと階段があり、そこを登ると露天風呂森のこだまがあります。
男女別で、露天のみです。大きな滝が流れてて、かなりさわやかな風が入ってきます。木の浴槽で、なかなか風情があります。ここが一番のお気に入りです。滝の音を聞きながら、まったりとしてしまいました。お湯もぬるめでした。
一回、ロビ―に戻り違う棟へ。総檜風呂の御夢想の湯に行きました。ここも黒光りしてて、歴史を感じます。風格ただようお風呂でした。お湯は熱めです。
名前の由来は、四万温泉発祥の地にある日帰り温泉施設の名前をとってます。
御夢想の湯から外に出ると、庭園露天風呂の甌穴があり、岩風呂がありました。浅い所と少し深めの所がありました。そして、その隣の岩根の湯に行きました。むし風呂と打たせと泡風呂があり、体も洗えます。むし風呂はかなり熱かったです。ここも、シャワ―まで源泉を使ってるのでかなり贅沢です。
後、花涌館にも、木の内湯がありました。ここのプ―ルは、リゾ―トホテルのような立派なもので、その周りに、ジェットバス付きの足湯とむし風呂がありました。ここだけで湯当たりしそうです。
フラフラになりながらグランドホテルのお風呂へ。先に展望大浴場メルヘンの湯へ行きました。白を基調にした洋風なお風呂でした。入り口に七人の小人がいました。
そして地下一階に降りて、室生の湯と岩船の湯へ。ここには、内湯に蒸し風呂があり、露天は、岩風呂と桶風呂がありました。女性の岩船の湯の方が檜のお風呂で、男性の岩舟の湯が洋風な感じです。かなり疲れたけど達成感ありますよ。10万坪のたむらの森林散歩は次回かな。
メルヘンの湯
河童の湯
* 10人は入れる大きさです *
* なんと混浴!! *
とんぼの湯
風の谷の湯
鹿の湯
四万温泉レポ−ト!! 今回宿泊した宿四萬館を紹介します。
岩船の湯 内湯
* 左にある河童の湯が丸見えでした。*
そよかぜの湯
貸切露天河鹿の湯
部屋の露天風呂
四萬館の評価
四万温泉レポ−ト 気になる旅館と日帰り施設
四万温泉レポ−ト 一日目
温泉 30点 料理 30点 部屋施設15点 接客 15点 お得度 5点 計95点
宝生の湯露天 男性
宝生の湯露天 女性